Parnuからフェリーで、エストニアの小島 kihnu島へ渡りました。

船着き場には、もうすでに赤い頭巾とスカートを身につけた

女性たちが座っておしゃべりをしています!

もうそのまま童話に出てきそうな雰囲気です。

そしてこのkihnu島では、こうした伝統や暮らしぶりの他に、

とても素敵な女性に出会いました。

 

Kihnu島で滞在していた家では、ドイツからきたアーティストのclaudiaと数日過ごしました。

claudiaとはお互いひとり旅ということもあり、一緒にご飯を食べたり、

サイクリングに出かけたり、今までの旅のことやこれからのこと、色んなことを話しました。

 

 

Claudiaは時間を見つけては、こうして夏に一人海外へ出かけて、

ひと味違った空気や感覚を吸収して、作品作りに生かしているのだそうです。

今回もKihnu島の伝統民謡の歌い手を訪ねて話を聞き、

その土地の空気感を、その地に伝わる文化を人から吸収して

そのインスピレーションからまた新しい何かを生み出したい、と話してくれました。

 

 

灯台の下で夕日を見たり、川で水切り遊びをしたりと

つかの間ですが、青春に戻ったような数日間。

claudiaは60歳という年齢を感じない程、とても柔軟で感受性豊かな女性で、

こんな風になれたらなぁ!と思えるような人でした。

 

以前は、家庭中心で、窮屈な思いもしたようですが

今は色々と自由になり、10年前から本格的なアーティスト活動を始めた彼女。

アーティストの活動を通して、一人の人として見てもらうこと、生きることは、

彼女にとってすごく大きな力になっているのかもしれません。

 

Claudiaの活動はコチラです

| Claudia Blume | artist |