こんにちは!
フィリピン パナイ島のイロイロという所にきて、ようやく1週間が経ちました。
ここイロイロには英語を勉強するために1ヶ月半ほど滞在する予定で、今は学校の寮で生活しています。
(学校については後日アップしたいと思います!)
さて、1週間経って慣れ始めたところで、土日にセブ島へ行ってきました。
イロイロへ来る前に数ヶ月ほどスカイプで英会話をやっていたのですが、そこで親しくなった先生のPEPに会いに行くのと、PEP一押しのシヌログ祭りというフェスティバルを見るためです。
シヌログ祭りはフィリピンを代表するフェスティバルで、ローマカトリックの聖人サント•ニーニョ(幼少時のイエス•キリスト)を祝うお祭りです。
この人形がサント•ニーニョ君で、ディズニーランドのダッフィー人形のように街ゆく人々が手に持っていました。
そんなお祭りを見るため勉強の箸休め気分で行ったセブ島で、 あんな怒濤の2日間を過ごすことになろうとは思いもよりませんでした…
(シヌログ祭りの写真も後日アップします!)
まず、約束した通り、セブ空港から私が泊まるホテルへ行き、迎えに来てくれるというPEPを待っていました。
しかし30分経ったところでPEPから連絡が入り、SMシティというショッピングセンターに来るようにとのこと。
すぐにタクシーで向かい待ち合わせのお店を探すも見当たらず、似たようなショッピングセンターで降ろされたと知り、すぐに引き返しました。
そしてようやくPEPとご対面!
午後3時を回り2人とも昼ごはんを食べていなかったため、フィリピン料理店に入り、パパイヤのサラダ、鳥肉のソーセージ、白いご飯、海老のスープを注文。おしゃべりしながらペロリと平らげました。
その後 街一体がお祭り騒ぎになっているセブ市内を案内してくれるということで、ジプニーという乗り合いバスでフエンテ•オスメニャという公園へ行き、シヌログ祭りの始まりや宗教的な意味を聞きました。
そこから歩いてサント•ニーニョ教会に立ち寄り、数百メートルの通り一帯にで店が立ち並んでいるコロン通りを通過、さらに歩いてホワイトハウスのような外観のセブ州政庁舎を見学しました。
そこからジプニーでPEPの知り合いがやっているという飲食店へ行き、夕食はここで食べるということを聞くとすぐにPEPの自宅へ案内してくれました。
「 疲れたでしょう、シャワーでも浴びて行って。」
この一言に、足が棒になりかなり疲れていた私は、満面の笑みで喜んでしまいました。
そして「どうぞ。」と案内されたシャワールームを見てビックリ!
なんと便座のないトイレがあるではありませんか!
かなり戸惑いながらも平静を装い、使い方を聞いたところ、脇にある蛇口から水を汲んで体を流すとのこと。もちろん冷たい水のみです。
一気に”take a shower” のイメージが覆りました。
フィリピンの一般的な家庭はこのスタイルだそうで、ユニットバスというよりバストイレ共同といった感じでした。
その後、他の先生2人と落ち合い、先ほど行ったお店でパリパリした鳥肉とご飯のプレートを食べました。
この日は疲れたので早々に予約していたホテルに帰ろうと思っていたところ、驚きながらPEPに「明日の朝は渋滞でホテルからタクシーで来るには時間がかかるから英会話の会社に泊まるのよ!」とのこと。
4人で話し合った結果、仮眠スペースで眠ることに。この時深夜1時…
翌日、5時半に起きてシヌログ祭りのグランドフィナーレとなるパレードの会場で場所取りをし、10時から豪華なパフォーマンスを堪能しました。
その後PEPと別れてホテルへ戻って休憩し、そこからイロイロへ戻ってきました。その日は本当に、泥のように眠りました!
2日間、PEPをはじめとする先生方のおかげでとてもセブを楽しむことができ、持って行った日本土産を渡してダルマの約束も果たせました。
ですが、疲労困ぱいで月曜日は授業中うわの空でした…笑
お世話になったPEPは、マニラの大学で講師をしていましたが、都市部の多忙生活に疲れて周囲の反対を押し切り1年前にセブにやってきたのだそう。
他の島に行き来するのもそう簡単にはできないフィリピンで、単身セブに移り住むというのはとても珍しいことです。
今回始めて直接会いましたが、PEP自身とても自分の考えを持っていて真っ直ぐで何より豪快な人でした。
そして、日本にいる時から私の世界一周の挑戦を心から応援してくれていました。
そんなPEPがたびたび口にしていた言葉は
「Konatsu!Like a cowboy!」
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