ようやくミャンマーに到達しました。

 

電車などのインフラはまだまだこれからで、観光するには少し冒険心が必要な国ミャンマー。

でも、アジアでまた行きたい国No1です!

欧米のバックパッカーは口を揃えて
「Myanmmer is beautiful !」と言ってました。

ミャンマーという国や人が美しいというんです。景色がきれいというのではなく、
その国全般や人に対して美しいと聞いたのは、この時が初めてでした。

今では私もそう思います!

 

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首都のヤンゴンにはほぼいなく、ほとんどを他の地方の観光地で過ごしました。
地方の観光地と言えど、一歩踏み出せばものすごくローカルで!
観光地から少し外れて歩くだけで、面白いくらい現地の生活をのぞくことができ本当に面白かった〜

 

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そして、そんなローカルな生活を体験してみたいと思い、民族が住んでいる地域にホームステイできるという

トレッキングに参加しました。

ここからが長く、過酷な、けれど美しい?5日間の幕開けとなりました…笑

これはトレッキングを始めるまでの珍道中です。

 

向かった先はカロという町。
なんでもこの町からインレー湖があるニャウンシュエまでトレッキングができるんだそう。
この時は ティンジャンというお祭り期間中でバスもほとんど満席状態。
民宿のお兄さんに手配してもらい、自分の兄貴がいるから安心して行って、とチケットを手渡されました。
( ちなみにこの民宿があった地区では、一晩中お経が大音量で流れていました。)

朝バスに乗り、お兄さんに挨拶しカロへ向かいます。
が、乗り換えが必要ということで 5時間のトランジット!
何もない小さな町。私とタイから旅行で来た4人は、何もすることがなく、
言われるがままに近くのお寺巡りツアーをすることに。

 

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どこに行くんだか、と思いきや お坊さんの学校へ行ったりと、けっこう楽しい体験ができました。

学校には配膳室や体育館のようなところがあり、近くでは修行中の子ども達がたくさんの仏像が見守る中

かくれんぼしていたりと、学校らしい部分がみれて何だか嬉しくなりましたよ。

ちなみに、タイやミャンマーではお坊さんの道を選ぶと結婚はできないのだそう!

 

さて、夕方になり、ようやくカロ行きのバスに乗り込みます。
着くのは翌日の朝。
車内には歌謡曲調のM-POP?がテレビで繰り返し流れています。
夜になり消灯し、寝る頃になってもM-POPは止まる気配がありません。
さすがに2時ごろ、音楽を消してほしいと頼んだところ、
「消せないよ、じゃあ君がバス停に着いたらその都度アナウンスしてくれる?」
という衝撃の発言!

 

えっ!これって眠気予防で流してたの⁉︎

じゃあ何でドライバーとは別の係りの人いるの⁉︎
眠いながらも突っこみどころ満載な夜の車内。

しかたなく席に戻りました…
そして朝方5時ごろ、どうやらカロに着いた様子。
係りの人にチケットを見せ、ここでいいんだよね?と確認してようやく下車。

前日のお経とバスでのM-POPで最高潮の睡眠不足だったため、倒れこむように宿で眠りました。

 

そして午後、町で出会った日本人の旅人とご飯を食べることに。
彼も世界を旅する予定で日本を飛び出し、1年経ってヨーロッパからまたアジアに戻ってきたのだそう。
パキスタン人の彼氏がいる女の子を好きになり、ルートを変更して一緒に回った話、
ふつうにすごいくらいの遺跡や風景にはあまり感動しなくなってしまい、
ただ現地の人と楽しくお酒を呑みたいという話など
長く放浪している人の話って興味深い。

それにしても、何度もニャウンシュエ、ニャウンシュエと言うので何のことか聞いてみると、
なんとここはカロではなくニャウンシュエだというではないですか!

どうやらバスで乗り過ごし隣町まで来てしまったよう…

あのバスめ〜!
もはや何に対して怒っていいのか…

 

ニャウンシュエということは、インレー湖はもう目と鼻の先。

楽しみにしていたトレッキングのクライマックスはボートでインレー湖を縦断するというもの。

最初に見ちゃったらありがたみないじゃん!

という、今思えば変な思い込みから、翌日もう一度カロに戻ることにしました。

 

行き当たりばったりの旅。なので時に災難。でもそれはその道を選んだ自分が呼び寄せているのかも。

これはミャンマーでかなり実感したことです。インドのようにどこからともなく寄ってくることもありますが…!

 

 

次回は全力疾走のトレッキングツアーです。