オアハカから1時間ほど離れたNochixtlanという街にやってきました。

日本の友人の紹介で、この街の近くで働いている友達がいるということで尋ねてみました。

 

写真に撮れませんでしたが、この街ではたった1年前に自治体と住民との間に

反乱があったそうで、警察署や公的機関のあったビルは爆撃されて、

今も黒く丸焦げのまま残されていました。
道路にも爆発した車がそのまま残されていたり、自治体を批判する壁の落書きもそのまま。

皆んながあの時のことを忘れないようにと、あえて残してあるのだとも言っていました。

 

こりゃまずい所に来てしまった!と正直思ったのですが、、

街を歩いていると、どこからともなくパレードを知らせる花火が打ち上がりました。

 

 

 

打ち上がったサインの方へ行ってみると、何やら大勢がわいわいしています!
名物のメスカルをいただいて、列に参加させてもらいました。

 

 

パレードには、街の3箇所からグループが集まり、それぞれの音楽や衣装で参加するそうで、
それぞれコンセプトも違い、とてもユニークです。
女性たちは頭に籠を持って踊り、籠に入っているアメなどのお菓子を配って

街のみんなとシェアするのだとか。

 

 

町中をすみずみまで回って、参加者をぞろぞろ集めながら、最後は中心の教会へ向かいます。
こんなにハッピーな人たちが、1年前の反乱の中にいたとは想像もできない。
こんなに平和な雰囲気なのに。

そしてパレードを先導していたのが警察の車で、!となりました…。

思いがけない貴重な体験でした。