オアハカの海岸部にある町、フチタンに住む友だちから、トトポというのをもらいました。

 

トトポはトルティーヤを焼いたパリパリの生地で、とくにフチタンのものが有名なのだとか。

フチタン、と聞くと去年メキシコで大きな地震があった時に、聞いたことがある人もいるかもしれません。

その地震の影響で、材料が流通しにくくなっており、今ではこのトトポもかなり値上がっているそうです。

 

 

メキシコでは、基本の材料は全部とうもろこしでしょ?というものがたくさんある。

生地が固かったり柔らかかったり、またその形や大きさ、中に包むものによっても名前が変わってくるんだそうです。

まだ私にはどれがどれだか、てんで分かりませんが…。

 

きっと海外の人にとっては、日本の米やお餅、団子、白玉、せんべいなどがそうなのでしょうか。

 

 

それはさておき、このトトポはとうもろこしの味がしっかりしていて、どっしりして美味しい。

今までは固いとうもろこしの生地は、ナチョスのイメージから、スナックとしてしか見れませんでした。

お腹にたまらないし、ご飯どきはちょっと、ごめん。。今じゃないんだ。

という感じでしたが、このトトポに出会って、これはいける!に変わりました。

 

ちなみに焼くときにできるトトポの穴は、全体にバランス良く空いているほど

質が良くおいしいと言われているんだそうです。

 

 

何が言いたいかというと、カレーとの相性もすごくいい!ということ。

柔らかいトルティーヤも、ナンの感覚でおいしく食べられますが、トトポもいい、というつぶやきでした。