こんにちは。
ネパールではカトマンズからポカラに移り、アンナプルナベースキャンプまで10日間のトレッキングをしてきました。
その様子は箱庭の旅するお手紙でお届けしているので、よかったらこちらをご覧ください!
旅するお手紙~365日世界一周~ vol.12|from ネパール前編
旅するお手紙~365日世界一周~ vol.13|from ネパール後編
さて、トレッキングは3回目でしたが、どちらも3日ほどだったので
今回はかなーりヘビーでした。
それにしても、旅に出てからというもの、海よりも山の方が好きになりました。
地域によってこんなにも風景が違うんだ!標高によってこんなにも植物が違うんだ!
と毎回驚きと発見があり、魅了されっぱなしです。
その中で一番面白いのが、地元の人がもつ山のイメージや山に対しての捉え方でした。
私たちにとっては登ったり、修行したり、山菜をとったりと、
自分で山に入って楽しんだり、住むことが多いと思います。
それが普通だと思っていましたが、アジアを回ってみてそれも場所場所で違っていたのに驚きました。
例えばベトナムやタイなどの山には山岳民族が住んでいて、彼らにとっては山は生活するところ。
そして私たちは彼らの住む山に行って暮らしを見たりトレッキングすることもできます。
山岳民族の人たちは、トレッカーをガイドしたり、民芸品を作ったり畑で作物を育てたりして生計を立てています。
しかしフィリピンはというと、山は町で良くないことをした人が逃げ込むところ。
もちろんそうでない山もあると思いますが、地元の人の中ではまだそういうイメージもあるようです。
だから怖れられて山には近づかない人が多いのだとか…
一度、フィリピンでトレッキングをしてみたいなーと言ったら、現地の人にビックリされたことがあります。
南米には未だ山賊がいるなんて話も聞いたことがあります。
一方で、チベットやネパールでは、山は神がいるところとして違う意味で畏れられているよう。
山で生活し、山の中に信仰がある暮らし。
日本も昔(今も?)そうだったようですね。
何となく私も山には見えない神様がいると信じるようになりました。
(もののけ姫のシシ神様みたいな…あ、見えてるか。)
そしてエベレストなど世界の連峰は、登山家が命をかけて登る挑戦の場所。
ちなみに私がトレッキングしたアンナプルナは、登頂しようとした場合、
死亡率が40%近いんだそう…うひゃー
そしてそこには同じく命をかけて荷物を運んだり、サポートのために働く人もいます。
国や地域によってもここまで色々な対象としての山があるものだなんて、本当に興味深い!
登校中!
山を楽しむところとしてトレッキングをしたり、温泉に入ったり。
また、暮らすところとして仕事をしたり、畑を耕したり。
あぁ、山って何だろう!笑
さて、山でなにしよう?
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