季節は冬ですが、夏にエストニアを訪れた時のことを少し…。

今思い返してみても、ひと夏の思い出感がある数日間でした。

エストニアを訪れた一番の目的はkihnu島という島の暮らしや女性たちに会うこと。

首都のタリンからバスに乗って、kihnu島を目指しました。

 

kihnu島までのフェリーが出ているのは、パルヌという町。

夏になると町に海水浴に来たり、近くの島に行く観光客が訪れる町という雰囲気で、

とても穏やかなところでした。

 

 

 

フェリーの時刻を見ると、今日の便はもう間に合わなかったので、

翌日出発することになりました。

 

急遽、ネットで見つけたのが、大きな馬小屋を改装したというホステル。

写真がないのが残念ですが、以前は馬小屋だったというだけあって天井が異様に高く、

昔使っていた、餌の束を持ち上げるアナログな機械も建物に残されていたりと、

すごくユニークで素敵なところでした。

始めたばかりということで、オーナーの青年が、

家族の持っていた古い馬小屋を自分で改装して、こんな風に運営してるんだよ、と

こと細かに教えてくれたのにすごくトキめいたのを覚えています…

 

それが、翌朝小さーな事件がありました。笑

ひとりで運営をしているというその青年が朝まで飲み明かしたようで、

チェックアウトまでにホステルに戻ってこれないとのこと…

なんということでしょう。

私はフェリーの時間があるので、戻ってくるのを待てないと言うと、

なんと宿代をタダにしてくれたのです!

パルヌでこの宿に来てくれた日本人は初めてだし、ウェルカムサービスだよ、と。

 

まだまだ始めたばかりのホステルですが、雰囲気やコンセプトが素敵なので、

どうか頑張って続けていけますように。

 

kihnu島へ到着する前の出来事でした。