フランス語で、蚤の市のことをMarché aux pucesというのだそう。

市場ひとつとっても、マーケットやマルシェ、スークなど色んな呼び方があって面白いですよね。

フランスの蚤の市は、きっといつか行ってみたい!と、そのイメージだけでずっと憧れがあったのですが、週末もかぶらず、場所もわからずでけっきょく行けないなぁと思っていた矢先、マルシェが次々と現れたのでした!

 

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マルセイユやニースでは、ありがたいことに毎日のようにマルシェが開かれてました。

アンティークのものやアート作品、美味しそうなハムまで様々。

アンティークものも幅が広く、その中でも、うん十年前に出された絵はがきや、当時の白黒の家族写真が束になって売られていたのにはとても惹かれるものがありました。

どこから集まったのだろうと思うくらい大量におかれた思い出たち。

でも、色あせた感じや手書きのフランス語、昔の切手と押された消印がいい感じに生活感を消していて、それはもうアンティークでした。

 

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色んな市場に行ってみて、一通りみた後にやっていたのが、地元の人のお買い物をのぞいてみること。笑

野菜はどんな形のものを選ぶのかとか、どれくらいの量を買うのかとか。分量で値段がわからない時にはこれがお助けにもなります。

 

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地元の人だからこそ、特別な買い物の時にはお店の人に相談する人も多く、どういうところにポイントをおいて買うんだろう、とか、この材料の使い道はなんだろう、とか!

というのを側でみながらちょっぴり聞いていたんです。

フランス語なので分かりませんでしたが、今思うと完全に怪しい人ですね…。

でも、地元の人がおすすめしてくれた惣菜をその場で買って、美味しかったことはすごく多いんですよ!

新鮮なものや地元の手づくりが並ぶマルシェの中でも、地元の買いもの習慣を知ると、もっと楽しくなりました〜。