San Pedro de Tidaa の暮らしは驚くほど昔ながらでした。

自給自足が基本で、畑を耕すのもクワなどのアナログな手段が基本。

写真は支柱を中心にロバに麦の上を走らせて、麦の実を取り出しているところ。

 

機械があったとしても、もし壊れたら直せない。

停電も頻繁にあるので充電はできるときに、となってしまう。

インターネットもお店に行かないとないので、情報の出入りも少ない様子です。

 

便利なものがあっても、扱い方や治し方、モノと付き合っていく価値観

みたいなものも込みでやっと生活に浸透できるかどうか、

ということをtidaの村で、ぐるぐる考えさせられました。

 

そしてここ、Tidaの村の畑で意外にも重宝されていたのが、日本からやってきた肥料でした。

馬のフンを使った肥料は前から使われていたそうなのですが

日本のフンの肥料は改良されていて、何やらすごく良いらしいのです。

それも、メキシコ以外の色んな国の畑でも活躍しているのだとか…。

こんなところで、日本のものをみて、なに一つ関わっていないのに

とても嬉しくなりました。